はじめに
pyenvを使ってPythonをインストールする際、やり方を忘れて都度調べているのが手間になってきたので、ざっと手順をまとめたいと思います。
前提
利用OSは MacOS
で、シェルは zsh
の前提になります。
手順
Homebrewのインストール
Homebrewをインストールしていない場合、以下を参照してインストールを行う。
pyenvの設定
brewコマンドでインストール。
brew install pyenv
pyenvのパスを通すため、~/.zshrc
に以下を追記する。
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv" export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH" eval "$(pyenv init --path)" eval "$(pyenv init -)"
追加設定を読み込ませる。
source ~/.zshrc
Pythonの設定
pyenvでイントール可能なPythonのバージョンを確認する。
pyenv install --list Available versions: 2.1.3 (中略) 3.11.6 3.11.7 3.12.0 3.12-dev 3.12.1 # <- 本記事では、左記のバージョンを指定する。 3.13.0a2 3.13-dev
バージョン3.12.1のPythonをインストール。
pyenv install 3.12.1
インストールしたバージョンを確認
pyenv versions system 3.11.4 * 3.12.1 (set by /Users/[ユーザー名]/.pyenv/version) # <- 先ほどインストールしたバージョン
Python 3.12.1 を設定
# システム全体で設定したい場合 pyenv global 3.12.1 # プロジェクトごとにバージョンを設定したい場合 pyenv local 3.12.1
Pythonのバージョンを確認
python --version Python 3.12.1 # <- 無事に設定したバージョンになっている
おわりに
dockerを立てるほどでもないけど、Pythonの最新バージョンで検証したいという時に、pyenvはオススメできるなと実感。